テーマ
本動画は、2019年のクリスマスイブにフロリダ州パームビーチの別荘「マー・ア・ラゴ」にて、ドナルド・トランプ大統領(当時)とメラニア夫人が「NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)・トラックス・サンタ」プログラムに参加し、全米の子供たちからの電話に対応する様子を記録したものです。米国大統領夫妻が国民と直接交流するホリデーシーズンの伝統行事における、和やかでありながらもトランプ氏らしい個性的なやり取りが収められています。
ポイント
- サンタの追跡情報の提供: 大統領夫妻は、NORADのデータを基に、世界中を飛び回るサンタクロースの現在地(チェコ、ドイツ、スウェーデンなど)を子供たちに逐一報告しました。
- 子供たちとの率直な対話: 「サンタにクッキーを置くのを忘れたら怒る?」「何が欲しい?」といった子供たちの純粋な疑問や願いに対し、ユーモアを交えて回答しています。
- 大統領独自の語り口: オクラホマ州やペンシルベニア州など選挙戦での支持基盤に言及したり、GDPや関税といった経済指標についてスタッフと雑談したりと、クリスマスイベントの中にも政治家としてのキャラクターが色濃く反映されています。
- 子供の将来への期待: 難しい単語を知っている子供や、賢明な受け答えをする子供に対し、「IQが高い」「賢い」と賞賛する場面が見られます。
引用
- トランプ大統領「サンタが良い子にしているか確認するために世界中で追跡しているんだ。サンタはとても良い人だよ。我々の国に潜入するような悪いサンタではないことを確認している」(サンタに追跡装置がついているのかと聞かれて)
- トランプ大統領「オクラホマを絶対に離れないでくれよ、いいかい?」(オクラホマ州の子供に対して)
- トランプ大統領「サンタは怒らないと思うけど、とてもがっかりするだろうね。サンタはなんていうか…少し『ぽっちゃりした(cherubic)』側の体型になりがちだからね。彼は食欲旺盛だと思うよ」(クッキーを置き忘れたらサンタは怒るかと聞かれて)
- トランプ大統領「クリーンで美しい石炭だ。どうか忘れないでくれよ、何があっても」(欲しいものは石炭ではないと言った子供に対して冗談で)
- トランプ大統領「君はIQが高いに違いない。この国にはもっとIQの高い人が必要なんだ」(『Kindle』が欲しいと言った子供に対して)
- トランプ大統領「我々はペンシルベニアで勝ったんだ。実際には3回もね。だから私はペンシルベニアが大好きなんだ」(ペンシルベニア州の子供に対して)
詳細要約
イベントの開始と準備
動画は、クリスマスの豪華な装飾が施された部屋で、トランプ大統領とメラニア夫人が椅子に座り、電話の開始を待つシーンから始まります。スタッフから、電話がつながる前に子供の名前、年齢、住んでいる州、そしてサンタの現在地情報が伝えられるという手順の説明を受けます。大統領は「始めよう、準備はできている」と応じ、リラックスした様子を見せます。
オクラホマ州の子供たちとの通話
最初の通話は、オクラホマ州に住む4歳のアナスタシアちゃんと10歳のジャスパー君です。スタッフから、サンタは現在チェコ共和国に向かっているとの情報が入ります。
大統領は電話に出ると、まず「メリークリスマス」と挨拶を交わします。サンタに追跡装置がついているのかという質問に対し、大統領は「世界中で追跡して、サンタが良い子にしているか確認している」と答えます。さらに、自身が選挙でオクラホマ州から強い支持を得たことに触れ、「私はオクラホマが大好きだ。君もオクラホマを離れないでくれよ」と語りかけます。また、サンタがその夜、たくさんの素晴らしいプレゼントを持って立ち寄ることを約束し、欲しいものを尋ねます。子供が「ドールハウス」を希望すると、「サンタは今まで見たこともないような美しいドールハウスを持ってきてくれると思うよ」と請け負いました。
ノースカロライナ州のミライ君との通話
次に電話がつながったのは、ノースカロライナ州の8歳のミライ君です。大統領は彼の声を「とても賢そうで可愛らしい」と褒めます。
ミライ君からの質問は、「もし僕たちがクッキーを出しておくのを忘れたら、サンタさんは怒りますか?」という可愛らしいものでした。これに対しトランプ大統領は、「怒りはしないと思うけれど、とてもがっかりするだろうね」と回答。さらに、「サンタは少し『ぽっちゃりした(cherubic)』体型になりがちだから、かなりの食欲を持っているはずだ。だからクッキーは置いておいたほうがいいよ」と、ユーモアたっぷりにアドバイスを送りました。最後に「ノースカロライナは素晴らしい場所だ。君は素晴らしい両親と人々に囲まれている」と励ましの言葉をかけました。
アリゾナ州のアメリアちゃんとの通話
スタッフより、次はアリゾナ州アンソニーに住む8歳のアメリアちゃんで、サンタは現在スウェーデンを出発したところだと伝えられます。
大統領は「サンタはスウェーデンにいるよ。君の住む素晴らしい場所まではかなりの長旅だけど、記録的な速さで、おそらく5時間後くらいには到着するだろう」と伝えます。プレゼントは何が欲しいかと尋ねると、アメリアちゃんは「レゴ」や「ぬいぐるみ」を希望。大統領は「君が朝起きた時、君は最も幸せな女の子になるよ」と答え、彼女の母親とも挨拶を交わしました。
ワシントン州のスペンサー君との通話
ワシントン州タコマ近郊に住む10歳のスペンサー君との通話では、大統領の独特な「褒め言葉」が飛び出します。
何が欲しいかと聞かれたスペンサー君が「Kindle(電子書籍リーダー)」と答えると、大統領はその知的な選択に感心し、「君はIQが高いに違いない。この国にはもっと高いIQを持つ人が必要なんだ」と絶賛します。さらに「それ(Kindle)で遊ぶのは楽しいかい?」と問いかけ、スペンサー君との会話を楽しみました。
ペンシルベニア州のクルー君との通話
ペンシルベニア州ステートカレッジに住む5歳のクルー君との通話では、再び選挙の話題が顔を出します。サンタは現在デンマークのコペンハーゲンにいます。
クルー君がペンシルベニア州出身だとわかると、大統領は「ペンシルベニアは素晴らしい。我々はそこで勝ったんだ、実際には3回もね」と述べ、同州への愛着を語ります。クルー君が「3Dペン」「レゴ」「ロボット」など具体的な欲しいものを挙げると、「君はそれら全部をもらえると思うよ。サンタは君をがっかりさせない」と太鼓判を押しました。最後にクルー君の母親とも話し、「国はうまくいっている。我々は国を救ったんだ。経済数字も何もかも素晴らしい」と、クリスマスの挨拶と共に政権の成果をアピールしました。
通話の合間のスタッフとの会話
電話の待ち時間には、大統領が側近のスタッフに対して経済状況について話しかける場面も記録されています。「昨日のGDPは4.3%だった。予想より2ポイントも高かった。関税が効いたんだ。素晴らしい財政数字だ」と満足げに語り、子供たちとのファンタジーな会話と、現実の政治経済の話が交錯するトランプ大統領らしい一幕でした。
まとめ
この動画は、クリスマスの伝統行事であるNORADサンタ追跡コールを通じて、トランプ大統領が国民と交流する様子を映し出しています。子供たちの夢を壊さないようサンタの旅路やプレゼントについて優しく語りかける一方で、自身の支持基盤である州への言及や、経済政策への自信をのぞかせるなど、大統領の個性が随所に見られます。メラニア夫人も隣で静かに、しかし優雅に子供たちと対話し、ファーストレディとしての役割を果たしています。全体を通して、祝祭的な雰囲気の中にも当時の政権の空気が感じられる記録となっています。