テーマ
ドナルド・トランプ大統領が、2024年ワールドシリーズを制覇したロサンゼルス・ドジャースの選手、スタッフ、オーナー陣をホワイトハウスに招き、その歴史的な偉業を祝福する記念式典です。
ポイント
- トランプ大統領による祝福: 記録的なシーズンを送ったドジャースを称賛し、特に大谷翔平選手の前人未到の記録(50-50)やフレディ・フリーマン選手の怪我をおしての活躍を個別に紹介しました。
- 主要メンバーへの言及: デーブ・ロバーツ監督、マーク・ウォルター会長のほか、ムーキー・ベッツ、山本由伸、トミー・エドマンら主力選手の名前を挙げて称えました。
- チームの結束力: 怪我人が続出する中で投手陣をやり繰りし、強豪パドレスやヤンキースを破った「回復力」と「精神力」が強調されました。
- クレイトン・カーショウのスピーチ: ベテラン投手のカーショウが選手を代表して登壇し、チームの自己犠牲と団結力を誇りました。
引用
- [トランプ大統領]「なんて見栄えの良いグループなんだ。私の後ろにいる政治家たちとは違ってね。あまり可愛くないからな(笑)」
- [トランプ大統領]「(大谷翔平を見て)映画スターみたいだ。彼は素晴らしい未来を持っているよ」
- [トランプ大統領]「(大谷について)彼は54本塁打と59盗塁を記録し、メジャーリーグ149年の歴史で前例のない偉業を成し遂げた。50-50クラブの史上初のメンバーになったんだ」
- [トランプ大統領]「(ワールドシリーズ第1戦について)フレディ・フリーマンは捻挫した足首、折れた指、折れた肋骨で、カーク・ギブソンの伝説的なホームランを再現したんだ」
- [トランプ大統領]「(ヤンキースについて)ジョージ(・スタインブレナー元オーナー)は私の親友だった。ヤンキースとの試合を9イニング座って見るのは重労働だったよ、疲れ果ててしまうんだ(笑)」
- [トランプ大統領]「(山本由伸について)ヨシ・ヤマモト! すごい腕をしているな。政治家と握手するとゼリーみたいだが、彼らの腕は鋼鉄のようだ」
- [マーク・ウォルター]「我々の世界的なファン層は急増しました。大谷翔平だけでなく、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、クレイトン・カーショウ、その他多くの選手のおかげです」
- [クレイトン・カーショウ]「このチームが体現しているのは、より大きな目的のために一つになること、そして自分自身よりも大きな何かを代表することです」
詳細要約
【冒頭の挨拶と出席者の紹介】
トランプ大統領は、2024年ワールドシリーズ王者のロサンゼルス・ドジャースを「非常に才能ある、特別な人々」としてホワイトハウスに歓迎しました。式典にはドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏やスタン・カステン社長、デーブ・ロバーツ監督が出席しました。 また、大統領は自身の政権メンバー(農務長官ブルック・ロリンズ、労働長官ロリー・チャベス・デレマー、大統領首席補佐官スージー・ワイルズら)や、ドジャースファンの連邦議会議員たちも紹介しました。その際、卵の価格が73%下がったという経済成果についても冗談交じりに触れました。
【大谷翔平選手への称賛】
大統領は、シーズンを通してのドジャースの圧倒的なパフォーマンスを称え、特に大谷翔平選手について長く言及しました。
- 記録: メジャーリーグ史上6人しかいない「40-40(40本塁打・40盗塁)」を軽々と超え、史上初の「50-50(54本塁打・59盗塁)」を達成したことを「149年の歴史で比類なき偉業」と絶賛しました。
- 伝説の試合: 2024年9月19日のマーリンズ戦で、大谷選手が「6打数6安打、3本塁打、10打点、2盗塁」を記録したことについて、「これほどの試合をした選手はほとんどいない」と驚嘆しました。
【困難の克服とプレーオフの激闘】
ドジャースが多くの投手陣の怪我に見舞われながらも、シーズン中に40人の異なる投手(ワールドシリーズ優勝チームとしては最多)を起用して乗り切った「回復力(レジリエンス)」を称えました。
- パドレス戦: ナ・リーグ地区シリーズで、救援陣(ブルペン)がパドレス打線を完封し、第5戦へと持ち込んだ粘り強さを評価しました。
- ヤンキース戦: ワールドシリーズでの対戦相手ニューヨーク・ヤンキースについても敬意を表しつつ、第1戦でのフレディ・フリーマン選手の逆転サヨナラ満塁ホームラン(ウォークオフ・グランドスラム)を「ワールドシリーズ史上初」の快挙として紹介しました。フリーマン選手が満身創痍(骨折など)の中でプレーした精神力を特筆しました。
【その他の選手への言及】
大統領は以下の選手たちを名指しで称賛し、握手を交わしました。
- ムーキー・ベッツ: その並外れた身体能力とスピードについて。
- テオスカー・ヘルナンデス: ワールドシリーズでの重要な打点について。
- トミー・エドマン: リーグ優勝決定シリーズMVPとしての活躍。
- 山本由伸: 「ヨシ」と親しみを込めて呼び、その力強い握手と投球能力を称えました。
- ブレイク・トライネン: 支配的な投球を見せたリリーフ投手として。
【マーク・ウォルター会長のスピーチ】
オーナーのマーク・ウォルター氏は、チームが2020年以来の優勝を果たしたこと、世界中でファンが急増していることに触れました。また、選手やスタッフがそれぞれの財団を通じて地域社会(コミュニティ)に貢献していること、特にロサンゼルスの火災支援に1億ドルをコミットしたことなどを誇らしげに語りました。
【クレイトン・カーショウ投手のスピーチ】
チームを代表して、長年のエースであるクレイトン・カーショウ投手が登壇しました。彼は、2024年のドジャースが「歴史に残るシーズン」だったとし、選手たちが怪我を抱えたりポジションを変更したりしながらも、常にチームを第一に考えた「無私無欲(selflessness)」と「謙虚さ」を称えました。彼は、このチームの一員であることを誇りに思うと語りました。
まとめ
式典の最後には、カーショウ投手からトランプ大統領へ、背番号「47」と「TRUMP」の名前が入ったドジャースのユニフォームが贈呈されました。大統領はチーム全員と記念撮影を行い、来年もまた優勝してホワイトハウスに戻ってくるよう激励して式典を締めくくりました。